公開日 2014年9月5日 最終更新日 2015年1月8日
■お坊さんが教えるこころが整う掃除の本
■掃除と片付けの時間帯
■MEMO
掃除は朝、一日の朝いちばんに行いましょう
反対に夜寝る前は身の回りの片付けを行いましょう
毎日の掃除と片付けですが大切なのは続けることです
明日に持ち越さない
前後際断と言う禅の言葉があります
過去のことを悔やむ事なく未来のことを案ずる事なくいちにちいちにちを精一杯悔いが残らないように全力を尽くすと言う意味です。
この考えは心を磨く掃除においては明日に持ち越さないというルールになる
台所
転座の職は純粋で雑念のない仏道修行そのものであるから台所には心してたたなければならない
一回取り出すたびに必ず閉める
生ごみができるだけ出ないように食材を使い切る
シンクも蛇口も水垢がつかないように必ず乾いた雑巾で全ての水滴を拭く取る
調理器具の掃除
こげ屋汚れがついた料理器具やシンクも水に漬けておいて翌日洗うと言う事はしない
汚れそのものはその場で洗うのが我々のやり方
落ちにくい汚れは母まずは打ち水をして汚れをさせ方をして磨く
シンクの清掃は重曹が効果的、最後に感想を服用するのを忘れずに
洗い物の極意
料理の全体像を常に考えて無駄な工程を減らすこと
上位の空き時間に洗い物を済ませ際よく片付けること
手洗い
手洗いは最も掃除に力を入れる場所の1つです
永平寺にて修行中のお坊さんは手洗いでスリッパを履くのではなく脱ぎます
手洗いはほっと一息息つくことができるゆとりある空間であると同時に適度な緊張感のある清潔な空間であるよう常に掃除を心がけるようにしてください
お手洗いの清掃は少なくとも朝と夜に行います
手洗いをきれいに保つ秘訣は汚さない使い方をするのが基本みんなに綺麗な
使い方をしてもらうにはあなたはまず使うたびに元通りにきれいにしてお手洗いの緊張感を保つことです
風呂
ジメジメとしたお風呂に入れば心もじめじめしてきます浴室にカビが入れば心もカビが生えてくる身体を雑に洗えば心の垢も落ちません
水場をきれいに保つという事は自分の心をダイレクトに磨くと言うことにもつながります
清掃の際落ちにくい汚れには重曹を使う
洗濯
1つの手間を省く事はもう1つ2つと増長する心の緩みにつながります。
洗濯物は毎日出ます、洗って干して畳んでしまうこれをきちんと行うだけでもそれなりの手間になりますが無理なく行うためにはとにかく量をためないこと。
ちょっと油断することですぐ怠け心が出てくる煩悩まみれの私自身をこそ選択しなければならない
食器
いかなる道具に増して食器は丁寧に扱います
雲水たちは食器洗いをしません、食べながらきれいにしていきます。
禅寺では誤って食器を地面に落とす事は寮舎を回って先輩方に詫びを入れなくてはならないくらい罪が重い
消臭
余計なものがなくいつもきれいに保たれて空間だからこそ、お香の香りがより一層引き立つ
消臭の基本は空気の入れ替えです。
風通しを良くし今吹いている風の中で生きること今と言う時を感じること
お寺の良い香りをかけて支えているのが角谷緑茶といった天然の消臭剤
備長炭は見た目にもよくいざというとき燃料にもなりますので置いているお寺がよくあるかびて
カビ対策
どんな部屋でもものが1つもないところにカビは生えません
ものがありすぎて尻ができなくなったとき日光が遮られ風が通らず湿気がこもりそこにカビが入る環境が整っている
つまりカビが生えていると言う事は心にカビが入っているサインなのです
余計なものを持たない余計なものをおかないようにするのが大事
照明
日を決めて定期的にきれいにすることをお勧めします
永平寺では3のつく日18のつく日を毎日は手が回らない場所の掃除に当てているそうです
ガラス
ガラスは透明さ無執着の象徴、ガラスが曇っていたり手垢がついていたりしたら心まで曇ってしまいます
ガラス磨きの寒いには新聞紙が役に立ちます手ごろな大きさにくしゃくしゃとたたんだ新聞紙に少量の洗剤と水をつけてゆっくりとガラスを磨きます。
掃除を終えたら
ものを持たないものを持たない生活はとても心地よいもの
ものを所有することにとらわれずも所有の暮らしを通して心の自由を貫いた本当に必要なもの自分がそのものと自然に気持ちよく暮らせるもうだけを選ぶようにすると掃除はとても楽になります
整理整頓
あるべきものがあるべきところにあるべきようにしてあるそれができないのは何何故か
それは物の扱いが粗雑になっているから
つまりあなたの心が粗雑になっているということです
■写真
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