【読書】マインドの創り方

公開日 2014年8月19日 最終更新日 2015年1月9日

■マインドの創り方: 「潜在意識」で人生を好転させる (単行本)

■久瑠 あさ美
■三笠書房 (2013-11-15)
■ISBN:9784837925200
■1,404円
■購入:2014年8月19日 1,404円
■読了:2014年8月19日
■★★★★☆

■MEMO


人生は楽しむためにある
他人にどう見られているかばかりを気にするのやめよう
自分が楽しむためにこそ人生はある自ら潜在能力に秘められた可能性を試すために生きている

本気で生きる覚悟が潜在能力を引き出す
失敗を恐れずあきらめない力はどこから湧いてくるのでしょう
それは自分でやりたいと思い自分でやると決めることその主体的な生き方こそが思い通りに人生を切り開いていくパワーを生むのです

本気で生きることこれは無我夢中になって我をなくしてしまうほどの一途な姿勢で取り組むことです
できないかもしれないなどと言うことを想定せずに突き進む
無心になって立ち向かう人がとてつもない力を発揮する瞬間と言うのは失敗することを恐れずにとにかくやってみたいという思いに従って行動起こした時なのです

生まれ持ったマインドが人生の武器になる
本当に大切なものは自分の内側にある心で感じとること何よりそこに気づくことが大事自分自身が何を感じて生きていくのか内側にある自分の思いを感じとれれば心のブロックが外せる壁を突き抜けていくエネルギーが湧いてくるのです

ジョハリの窓を開けて本当の自分を知る
4つの窓ドア開放の窓秘密の窓盲点の窓道の窓この4つの窓それぞれをどの程度開くかと言うバランスによって人間関係の切り方が変化する

マインドを作る3つの柱
1自分の本当のwant (原動力)〜〜したいと言った熱意や意思などの内的エネルギー
2イマジネーション(創造性)想像が想像を生む生産的でオリジナルな発想力
3心の視点マインドビューポイント自分を高みに上げ俯瞰して可視化する心の視野
この3つのプロセスは相互に深く関連しあい1つが働きはじめてばそれがきっかけとなって潜在意識へのアクセスが始まります
今まで眠っていたあなたの中の残り90パーセント以上の潜在意識が稼働し始め爆発的なパワーを生み出すのです

心の視点が引き上がると人間関係がうまくいく
心の視点が必要があると言う事は自分のことを客観的に見られると同時に他人の視点になれると言う事でもあります人間関係の悩みを抱えている人の多くはその原因を自分のコミュニケーション能力が足りないから良い人間関係が中が気づけない
良い人間関係を築くために性格を変えたいと捉えています。
しかし人間関係がうまくいくかいかないかは性格や能力はさほど関係ありません
人間関係がうまくいかない人には別の理由があります
その理由とは自尊感情の欠如です人間関係がうまくいかないと悩んでいる人は自分がだめだからと言う無意識からの思い込みがあります
自分がダメだから相手を認めてくれるはずがないと思ってしまうのですたとえ実際は認められている面があったとしても直に行き出ることができません
それゆえ自己否定が強い人ほどもっと認めてもらいたいという気持ちが募りますが当然ながら相手を思うように認めてくれません
その結果できない自分をより強くしてしまうことになりその苦手な人から距離を取るようになりますそしてますます相手のことが苦手がつのります

一方人間関係に自信がある人は自分自身の性格を肯定的にとらえています自分にはいいところもあるし悪いところもあるそのままの自分には十分使えるところがある。自然とそう感じられるのです。このような自己肯定感を持てる人は他人に対しても同じようにこの人にはいいところも悪いところもあると肯定的にとらえることができます
この視点が一段あがった状態でどんな人にも必ず好きだと思える面があると言う関わり方をします
このマインドを作ることができればどんな人ともうまく行きます

スランプに効く1人実況中継
心の視点を高く引き上げて自分を俯瞰して見るだけではなくその時見えてきた自分の姿をスポーツ中継のように実況していくのですこれは自分に起きている出来事を他人事としてとらえるトレーニングにもなります。
もちろん起きた出来事は変えられません日を日として受け止めることが必要ですけれどそれをどう捉えるかどんなコメントをするかは自由なのです。
こうした自分に対するセルフトークが自らの人生を作っていきますその実に多くの人が気づいていません

自分の人生の演出家になる
米カメラが1台しかなくて相手しか目に入らないと言う1 14台の米カメラで相手と自分そして周囲全体を高い視点から見ている人とでは同じ時間を過ごしても映り込んで行く情報量は桁違いに増えその中身の濃さは全く違ってきます
米カメラの数を増やすという事は人生を思い通りに作り上げたり充実させるための鍵となります自分が見たいと思う部分にフォーカスして何台ものカメラでそれを取りその映像つなぎ合わせて見ていく人生それは本当にワクワクする世界観を塗り替えるような経験です

自分は勝つと決められる人が勝利を手にする
wantは本能でありまた知性です
ドイツの実存主義哲学者であるニーチェは本能と言う知性が命を救うと言う言葉を残しました
wantという本能を見失えば命は枯れていくのです。それが病みと言う形になって現れることもあるでしょう
私が診療内科での経験において強く実感したのはどんな状況においても誰もが無意識に自らのwantを見出そうと求めつづけているということです
潜在意識に眠る計り知れないwantのパワーを現実世界で形にしているのが例えばトップアスリートたちです
彼らはこれはほんとに自分がしたいことなのか自分はこのスポーツを続けるべきかのとは考えたりしませんそう考えた時点でもうトップでは無いのです
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