坂東三十三所観音巡礼 第17番 出流山 満願寺~国宝指定の本堂、奥之院の十一面観音像をめぐる刻~【坂東三十三所観音巡礼】

巡礼の旅
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公開日 2025年1月9日 最終更新日 2025年1月9日

▼坂東三十三所観音巡礼の旅

第17番札所
 出流山 満願寺


▼外観写真

・撮影日:2022/10/08

仁王門

迫力ある仁王像が目を引く仁王門は、満願寺の顔とも言える存在です。

▼内観写真

・撮影日:2023/10/08

本堂

本堂

本堂

壮大な本堂は、国の重要文化財に指定されています。

本尊の千手観音菩薩像は、その慈悲深げな表情が印象的です。

奥の院案内図

奥の院

洞窟内に自然にできた十一面観音像

観音の霊窟: 洞窟内に自然にできた十一面観音像が祀られています。

神秘的な雰囲気に包まれた空間です。

 

▼建物・史跡情報

宗派 真言宗智山派
本尊 出流観音
開基 勝道上人
場所 出流山 満願寺(出流観音)
住所 栃木県栃木市出流町288
電話番号 0282-31-1717
定休日
営業時間 納経時間:8:30〜17:00
予約など
料金
駐車場
創立 天平神護元年(765)
ウェブサイト 公式HP

▼地図とアクセス

▼謂れ

公式HPより

真言宗智山派 出流山満願寺は、弘法大師御作の千手観音菩薩をご本尊とする坂東三十三観音第十七番札所です。
今から千二百余年前に修験の行者、役の小角によって「観音の霊窟」(鍾乳洞)が見つけられ、天平神護元年(765年)日光山繁栄の源を作られた勝道上人によって開山されました。
この「観音の霊窟」には鍾乳石によって自然にできた十一面観音像があります。

下野の国司(今の県知事)の高藤介の妻が子宝に恵まれず、この「観音の霊窟」で子宝を得ることができるということを聞いて21日間「観音の霊窟」に籠り、翌天平七年に男の子を授かりました。
この子がのちの勝道上人です。
以来、当山の奥之院にお祀りされている鍾乳洞で自然にできた「十一面観音菩薩」は子授け、安産、子育てのご利益があると信仰されています。

▼ご詠歌

ふるさとを はるばるここに たちいづる わがゆくすえは いづくなるらん

 

▼御朱印

■訪問日:2023年10月08日

▼訪問履歴

■訪問日:2023年10月08日

奥之院への道

奥之院への道

歴史ある仁王門から本堂へ

ゆっくり流れる時間が心落ち着かせてくれます。

そしてさらに奥へ。

奥之院へ向かいます。

静かな森の中、鳥のさえずりや風の音、地面を踏みしめる靴の音

自然と調和する落ち着いた雰囲気がそこにあります。

最終目的地の観音の霊窟には自然にできた十一面観音像が祀られています。

秋の晴れの日、素晴らしい空気感を味わうことができたひと時でした。

▼最後に

出流山 満願寺は、歴史と自然が調和した美しい寺院です。

都会の喧騒を離れ、静寂な空間で心身をリフレッシュしたい方におすすめです。

ぜひ一度訪れて、その魅力を体験してみてください。

 


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