坂東三十三所観音巡礼 第14番札所 弘明寺~初秋の神奈川、「十一面観音」「七ツ石」が有名な弘明寺駅徒歩圏のお寺に巡礼の旅~

巡礼の旅

公開日 2024年12月7日 最終更新日 2024年12月7日

▼坂東三十三所巡礼の旅

第十四番札所
瑞応山 弘明寺 (弘明寺観音)


▼外観写真

・撮影日:2023/10/14

▼内観写真

・撮影日:2023/10/14

 

▼建物・史跡情報

 

宗派 高野山真言宗
本尊 十一面観世音菩薩
開基 行基菩薩
場所 第14番 瑞応山 弘明寺 (弘明寺観音)
住所 神奈川県横浜市南区弘明寺町267
電話番号 045-711-1231
定休日
納経時間 8:30~17:00
料金 \500-(御朱印)
駐車場
創立 737年(天平9年)
ウェブサイト 公式HP

 

▼地図とアクセス

 

▼謂れ

公式HPより

今から1300年近く前、元正天皇の養老5年(721年)にインドの善無畏(ぜんむい)三蔵法師が渡来、それから17年を経て聖武天皇の天平9年(737年)、天下に悪病流行の際、河内和泉の国の僧行基が勅命を奉じて、天下泰平祈願のため全国を巡錫(じゅんしゃく)し、当山の浄域に草庵を作り、一刀三礼(一刀刻む毎に三度礼拝する)の至誠を尽くして彫刻祈願されたのが、現在の御本尊十一面観世音菩薩様です。

嵯峨天皇の弘仁5年(814年)には、弘法大師が回国の際、一千座の護摩を焚いて庶民の除災招福を祈願したと言われています。

そして寛徳元年(1044年)3月10日、光慧上人により瓦葺き本堂が建立されました。御本尊様の彫刻予想年代とこの本堂建立の年代がほぼ一致することから、この頃が実際の開山と思われています。

鎌倉時代には、「求明寺」と称されていたものを、観音経偈文(かんのんぎょうげもん)の中の「弘誓深如海(ぐぜいじんにょかい)」の「弘」の字をとり、「求」を改めて現在の弘明寺となりました。

 

▼御朱印

■訪問日:2023年10月14日

 

▼動画

 

▼訪問履歴

■訪問日:2023年10月14日

横浜市南区にある弘明寺は、坂東三十三観音霊場の十四番札所として知られる古刹です。

鎌倉時代初期に創建され、長い歴史の中で人々に親しまれてきました。

今回は、そんな弘明寺の謂れや雰囲気、そしておすすめのポイントについてご紹介します。

 

2023年10月14日に参拝させていただきました。

晴れるとジワリと暑さを感じる10月中旬の

快晴の日です。

横浜市営地下鉄ブルーラインで弘明寺駅へ。

駅前でお寿司を頂き、その足で参拝となりました。

参道には、いろいろなお店が軒を連ねています。

活気のある一帯です。

山門をくぐり階段を上がるとお寺はあります。

境内に入ると、なんとも心が落ち着く雰囲気があります。

神社仏閣に訪問をすると心が洗われます。

妻と二人で参拝をし、御朱印を拝受しました。

弘明寺のおすすめポイント

  • 十一面観音像: 本尊の十一面観音像は、鉈彫(なたぼり)という独特の技法で彫られており、その表情は優しく穏やかです。
  • 七ツ石: 弘明寺の創建に深く関わるとされる七つの石。境内には、その七ツ石が今も残されており、歴史を感じることができます。
  • 身代地蔵尊: 病気を患っている人の身代わりとなってくれるとされる地蔵尊です。多くの人々が手を合わせ、健康を祈願しています。
  • 弘明寺商店街: 寺院の周辺には、弘明寺商店街が広がっています。昔ながらの商店街の雰囲気を味わうことができます。

▼最後に

弘明寺、なかなか読めないですね。ぐみょうじと読みます。
参道から商店街一帯は駅から続く活気のある一帯です。

お寺を中心に街の息吹を感じることができる、街中にあるお寺への参拝となりました。

弘明寺は、都会の喧騒を離れ、静寂の中で心を落ち着けることができる場所です。

石段を上ると現れる本堂は、荘厳な雰囲気で、訪れる人の心を安らぎます。

境内には、様々な仏像や石碑が立ち並び、歴史を感じることができます。

また、四季折々の花が咲き、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。


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