公開日 2015年5月9日 最終更新日 2015年6月26日
■唐招提寺を訪れる
・唐招提寺は、私の中では、教科書の世界です。
・このお寺は、ホームページによると
唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。
多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、新田部(にたべ)親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。
「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。
金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれます。
現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。
・金堂
鑑真和上御廟
・門を入って目の前に広がる光景にただ、息をのむ。
・一面を覆う苔
・静寂さのなか、見上げた時に見える新緑のもみじ
・静寂な空間に、心あらわれます
■最後に
・静寂に包まれた空間を体でいっぱいに感じつつ、一方で、歴史の教科書の世界に今立っていることに感動を覚えました。
・歴史の重みを肌で感じつつ、お寺の由来や、空気感を感じながら、過ごす時間は筆舌に尽くしがたいものがあります。