千本釈迦堂~名残り紅葉の初冬12月の京都、大根炊きを見て、おかめと国宝を見学した休日~【日本の街(京都市)】

京都

公開日 2020年2月9日 最終更新日 2020年2月9日

▼千本釈迦堂

 ~名残り紅葉の初冬12月の京都、大根炊きを見て、おかめと国宝を見学した休日~

 【日本の街(京都府京都市)】

▼外観写真

・撮影日:2019年12月07日

 

 

▼内観写真

 

・内部は撮影禁止です。

 

 

▼情報

※千本釈迦堂HPより抜粋

大報恩寺(千本釈迦堂)
千本釈迦堂大報恩寺は今から約800年前、鎌倉初期安貞元年(1227)義空上人によって開創された寺です。本堂は創建時そのままのものであり、応仁・文明の乱にも両陣営から手厚き保護を受け、奇跡的にも災火をまぬがれた京洛最古の建造物として国宝に指定されています。義空上人は、藤原秀衡の孫にあたり、19才で比叡山澄憲僧都に師事、拾数年ののちこの千本の地を得て、苦難の末本堂をはじめ諸伽藍を建立しました。

大報恩寺(千本釈迦堂)
現在は、真言宗智山派の寺院で、山号を「瑞応山(ずいおうざん)」と言い、千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)とも呼ばれます。千本釈迦堂の名前の由来は、本堂の行快作本尊(ほんぞん)釈迦(しゃか)如来(にょらい)坐像(ざぞう)が古来より厚く信仰されていること。近くに南北に走る千本通があること。千本の卒塔婆(そとば)が道に立てられていたこと。千本の桜あるいは千本の松並木が植えられていること。など諸説あります。

義空は、創建直後に正式な寺院として四条天皇へ寺格の申請をした結果、俱舎(くしゃ)・天台(てんだい)・真言(しんごん)と三つの宗派の認可を受けて、大勢の参拝者が集まる事となり、門前には様々な商売をする人も増えて、大変賑わいのある寺でした。

数少ない中世建築の本堂は、京都市街地では最古の木造建築で、一般的な密教仏堂の配置構成と異なり、本尊の周囲を行道できる常行堂の作りです。

10年間も続いた内乱「応仁の乱」や「明徳の乱」などのいくつもの戦火も免れ、国宝に指定されています。

 

▼建物・史跡情報

 

名称 瑞応山 大報恩寺 (千本釈迦堂)
住所 京都市上京区七本松通今出川上ル
電話番号 075-461-5973
定休日 無休
営業時間 9:00~17:00
予約など 予約不可
料金 ¥600(本堂・宝物殿)
席数
駐車場 無料(バス6台、乗用車25台)
創建年 承久3年(1221年)
ウェブサイト http://www.daihoonji.com/

▼地図とアクセス

 

▼訪問履歴

■訪問日:2019年12月07日

2019年12月7日に訪問しました。

この日は大根炊きの日、全国的にも有名な行事の日に訪問ができました。

我々夫婦は、この後の予定のことも考えて今回は、いただきませんでしたが、次回はぜひいただきたいと思います。

正式名称は、瑞応山 大報恩寺といいます。千本釈迦堂と一般的には呼ばれているお寺です。

創建は1221年、800年前になります。本堂は国宝に指定されている歴史のあるお寺です。

大根炊きは12/7.8の風物詩です。

さて、600円のは移管料を納めると本堂と宝仏殿を配管することができます。

おかめの謂れのあるお寺としても有名です。

下記はHPからの抜粋です。

大報恩寺にお参りすると、境内にある「おかめ塚」に因み、“縁結び”“夫婦円満”“子授け”にご利益があると言われています。
「阿亀(おかめ)」とは本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次(ながいひだのかみたかつぐ)」の妻の事で、高次が本堂を建築していた時、重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎ、責任ある棟梁として苦悩している時に「枡組(ますぐみ)で補えばどうか」と助言して、夫の窮地を救ったのです。
これにより夫は工事を無事に遂げる事になりましたが、「(専門家でもない)女の知恵で棟梁が大仕事を成し得たと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に「おかめ」は自害してしまいます。
有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は、夫想いの明るい人柄を今に伝え、全国のおかめ信仰の発祥となっています。悲話の主人公「おかめ」の“助け合う円満な夫婦であり続けたい”という強い思いがお参りする人を応援してくれるのかも知れません。

 

おかめについては知っていてもその謂れや物語は初めてこちらお寺を訪問して知るに至りました。

夫婦円満の象徴なのかもしれません。

 

宝仏殿には数多くの仏像が納められ智恵ます。

こちらは写真を撮ることができませんので、HPなどを見ていただけ連場と思います。

多くの歴史ある仏像の数々、ただただため息が出ます。

その数と雄大さは、なんとも計り知れぬものを感じます。

時間を忘れ妻と二人見入ってしまいました。

 

12月ですが境内にはまだ紅葉の名残を見ることができます。

くもり空で肌寒い日でしたが、外の喧騒とかけ離れた中での静かな時間はすごく貴重であり

ありがたい時間となりました。

 

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