【映画】ハゲタカ

公開日 2009年6月28日 最終更新日 2015年9月17日

作品名【ハゲタカ】 お勧め度★★★★☆

原作:真山 仁

監督:大友 啓史

出演:大森南朋 玉山鉄二 柴田恭平 栗山千明

ハゲタカ(鷲津ファンド)VS赤いハゲタカ(ブルー・ウォール・パートナーズ 劉)の激突

今回のターゲットは、日本を代表する自動車メーカー、アカマ自動車

中国系巨大ファンドがアカマにTOBをかける、しかも破格な条件で、友好的に・・・

芝野(柴田恭平)からの依頼で鷲津(大森)はホワイトナイトとなり買収に対抗する。

TOB価格はどんどん上がり・・・

アカマの社長古谷は、デモにより劣悪な労働条件が公開されると劉に脅され、劉が抑えることを条件に
提案の呑むように求める。

鷲津も、中東へ行き、資金援助を請い、まったく違う方向から手をかける。

アカマのフィナンシャルアドバイザーを務めるスタンリー・ブラザーズにTOBを仕掛ける。
これに対抗してホワイトナイトに名乗りを上げるブルーウォール、ここで西野の提案でスタンリー側は
ブルーウォール側の提案を受け入れる。

またしても鷲津は・・・とおもいきやここから一気に仕掛ける。

サブプライムの影響で実態はぼろぼろのスタンリー、200億円の債権を保有する鷲津は一気にそれを売り飛ばす、東京市場は閉じている夕方17:00、あいているのはロンドン市場、しかしアカマのメインバンク
MGS銀行(飯島)へ手回しを依頼、スタンリーは200億円の資金手当てに失敗・・・

資金手当てに失敗の上の鷲津の大量の投売りでスタンリー株は大暴落、ブルーウォールはスタンリーに投資した資金が持たずにアカマから手を引く・・・

ものすごいスピードで展開する心理戦、食うか食われるかの世界で生き抜く男たちの生き様は、
唖然とすることが多い、非常に刺激的な作品でした。

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