公開日 2016年4月18日 最終更新日 2022年11月3日
▼４月１７日の北陸を襲った暴風
・この日私は、7：29京都発のサンダーバード３号に乗車しました。
電車に乗った時点で、京都の天候は、雨、日本海側の天候は
この時点で知る由もありませんでした。
▼１回目の停車
架線にビニールがとび１回目の停止
▼２回目の停車
デッドセクションでの停止となり、運転士が、外にでて車両を動かすための
措置を行うとの車内アナウンス・・・
この区間は給電されていない区間らしい。
▼３回目の停車
デッドセクションでの作業の続き
▼４回目の停車
強風および架線への飛来物のため停止
運転再開時間未定。。
電車は、なんとか福井の武生駅まで到着
ここで、扉が開き乗降が許される。
５時間２０分にわたり当駅で、サンダーバード号は動かず。
このころ、武生駅は、快晴、風もさほど強くない状況でしたが
金沢はすごい状態だったことを、金沢に到着してから知ることに・・
この駅で、電車をあきらめ、レンタカーで移動する人、京都方面に
折り返す人がかなりの数いました。
私も１０時から仕事でしたが、１時間かけて関係各所に連絡
状況を説明し、時間の変更をしていただく事態に・・・
途中JR西日本より乗客にカロリーメイトと水の差し入れがありました。
このころ金沢では
金沢地方気象台によると、最大瞬間風速は金沢市で１９３７年の観測開始以来、４月としては２番目となる３７・５メートルを記録。
▼暴風の影響でサンダーバードで孤立して行った５つのこと
①いらいらしない
自分が乗りものにのって不測の事態にあった場合は、いかんともしようがない
それなのに人にあたる人がいる。。。
私は、とにかく、その事態をきちんと受け入れ、イライラせずに
この先のことを考えるようにしている。
②最善の策を考える
この日１０時から合計６件の打ち合わせや仕事が入っていた。
まずは、関係各所に連絡をし、現状の私の置かれている状況の説明
その後、時間の変更および最善の方法の提案を行う。
真摯に話をすれば必ず理解をし協力をしてもらえる。
今回の事案は、３件は日程変更、２件は時間変更で調整ができた。
③できた時間の使い方
今回、到着までに10時間１５分の時間があった。
通常、サンダーバードは、２時間３０分で金沢に到着ができる。
ざっと４倍の時間ができた。
行ったこと。
アポイント調整 １時間
ご飯 １時間
昼寝 １時間
読書 ７時間
行動範囲が限られるため、できることも限られるが、
常時本を持ち歩いているとこういったときには多くの時間を
読書に咲くことができる。
この日、私は４冊の本を持ち歩いており、３冊を読み終えた。
スマホをいじっているより、有意義な時間を過ごせると
私は思う。
④お腹が減ったら我慢せずに食べる
人はお腹が減ると、イライラしてくる。
私はお腹が減ったら、食べるように心がけている。
今回は武生駅に止まってくれたおかげで、セブンイレブンキオスク
でパンの購入と今庄そば武生駅店でそばをいただくことが出来ました。
お腹が満たされると、人はほっとして余計なことを考えなくなります。
⑤眠くなったら寝る
ご飯を食べると眠くなります。
サンダーバード号に戻り、席を倒して、１時間ほど
眠りました。気分もすっきりしますし、クリアな状況で
また本を読むこともできます。
▼16：15武生駅から動き出す
ゆっくりですが、徐々に動き始めました。
この電車の前に特急が５台いるそうで・・・
順番に動きますので、かなりスローになります。
▼５回目の停車
先発の電車待ちで少々の停車
▼MOVEで１日の流れを振り返る
毎日MOVEの動きを取っているので、昨夜の状況を振り返ってみた。
▼最後に
非常に貴重な経験をした１日だったと思う。
何がいつあるかわからないご時世、自分なりの時間の使い方や
対処法は考えながら進んだほうがいいと痛感した。
特急料金は、到着が２時間遅れたため、全額払い戻し対象になる。
